精神科の訪問看護とは何をするのでしょうか?
私たちは、定期的に利用者様のお宅を訪問し、利用者様の身体的な状態(バイタル、体調、薬の服用状況など)を確認します。それと共に、精神的な状態の確認やケア、ご家族の方のサポートも重要な業務です。
例えば、アルコール依存性や統合失調症、うつ病などで入院された方は、状態が落ち着いた後は退院し、引き続き通院して治療を受けながらご自宅で生活を送ることになります。
その時にお手伝いするのが訪問看護師です。
退院してすぐにすべての問題が解決するわけではありません。
利用者様は退院後も、通院してお医者様の治療を受けながら、必要であれば薬を飲み続けながら、カウンセリングを受けながら、少しずつ地域で自分自身の生活を送れるように慣れていく必要があります。
そのとき、もしどうしてもお酒を飲みたくなってしまったら?
入院中と違って、お酒は近くのお店でいくらでも買うことができてしまいます。
気分が滅入って何にも出来なくなってしまったら?
幻聴などいろいろな症状が出てきてしまったら?
入院中であれば看護師さんに話を聞いてもらうこともできたのに、家ではずっと一人です。
そんなとき、私たちがお伺いしてサポートさせていただきます。
利用者様が、できることから少しずつ生活を整えていくためのお手伝いをします。
薬を飲むのを忘れていたら、声をかけます。
時にはご家族様のご負担にも耳を傾けます。
利用者様の様子に少しでも変わったことがあれば、主治医の先生と密に連絡を取って、大事に至る前に対応致します。
ゆうなぎは24時間対応していますので、緊急の場合にはいつでも、利用者様からお電話いただいて構いません。必要があればすぐに駆けつけます。
ゆうなぎには、アルコール依存症や統合失調症、うつ病など、精神科の経験豊富な看護師がたくさんいます。ですので、アルコール依存症がどういう病気なのか、統合失調症がどういう病気なのか、うつ病がどういう病気なのか、その他の精神科疾患についてもそれがどういう病気なのか、よく知っています。
どういう時にどのような症状が出るのか。
それがどのように苦しいのか。
それらについてよく知っている看護師が、常に利用者様のお話に耳を傾けながら、サポートさせていただきます。
豊富な経験と知識がある看護師が訪問することで、SOSの早期発見ができ、利用者様に寄り添う看護が提供できます。
疾患だけに目を向けるのではなく、その人自身を観ることができます。
現在社会はストレスだらけです。
心が疲れた人や精神疾患のある方はもちろん、そのご家族も様々なストレスを抱えています。ゆうなぎのスタッフは、そんなストレスと上手に付き合うための方法(コーピング)を利用者様やご家族様と一緒に考え、工夫しています。
ゆうなぎは、利用者様とご家族様に大きな安心をご提供致します。
訪問の流れ
困っていることなどお伺いします。
ご家族の相談にものります。
- 具体的には
- ①服薬の確認を行い、薬を飲みやすくなるようにお手伝いします。
- ②こころとからだについて気になる事・心配な事などご相談ください。
- ③生活の中で困ったことは、どんなことでも相談ください。